高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

近くにローソン。

 自分は昔ローソンでバイトしていたことがある。当時は自分が自転車で通える範囲ぎりぎりの場所にあるコンビニで、さらに自分が住んでいる町の唯一の貴重なローソン。毎朝、朝6時から8時30分。昼間のパートさんが休むと、代わりに昼間出勤したり、お盆で同僚のパートさんが休んだときも夏休み連続で出勤したり、元旦から出勤したり……自分で思うのも何なのだが、けっこう気合の入ったことをしていたと思う。聞いてみたわけじゃないけれど、自分は当時通信制高校学生であり、時間がある程度自由にできるのでけっこう重宝がられていたのかな〜とか考える。
 自分はそこで2年とちょっとお世話になった。
 そして、最後には解雇と言う形にで退職した。というのも、潰れたのである。見事に。完膚なきまでつぶれた。酒屋を改装した大家さんの住居と一体化した建物だったため、建物はまだ残っているが。完膚なきまでにつぶれた。
 直接的な原因は、周りにセブンイレブンが3件もでき、さらに近くに国道の交通量緩和のの役割を果たす広域農道ができ、朝夕の通勤時間帯の車のながれが大きく変わってしまったことである。というか、セブンイレブン、自分のカウンターから見えるというとんでもない近い場所にできたのだ。もうライバル店とかそういう問題ではなく、こんな田舎で出してくるなんて、嫌がらせとしか思えなかった。
 立地や店舗の広さ、駐車場が前ではなく横にある、など、ハードウエア的なものがまずくて、本部や店長ががんばったけれど、結局店じまい。今年の3月で閉店した。店長は、本部から1月一杯で閉めてはどうか、と打診を受けていたらしい。しかし、パートやアルバイトが仕事を探しやすいようにと、また、学生である自分たちが気持ちを切り替えやすいようにとわざわざ年度末までずらしてくれたそうである。自分にとっては、こんな自分をやとってくれたというだけでなく、ここまで考慮してくれて、ありがたかった。
 で、タイトルの話になるのだが、自分の家から、前よりもちょっと地方都市に近いほう、ずっと空き地になっていた場所に工事が始まっていた。で、それがローソンだという。ほぉー。ローソンか。たしかあそこは庭屋がもっていて、なかなか手放さないという話だったけれど、やっとできるんだぁ。これでチケットとか便利になるなぁ、などと思っていたのだけれど、今日、その撤退した店の店長が再びやるのでは、と言う話が聞こえてきた。
 真偽のほどは分からない。が、しかし、最近お金が無くてキュウキュウなのは事実だし……。
 バイトしようかなぁ……。しかし、基本情報処理技術者やら、できるだけ資格をとって、スキルを身につけておきたいこの時期だし、どうしようか。迷う。コンビニのバイトはやる気なくやればいくらでもやる気を抜けてしまうが、しっかりやればきりが無い。たとえば、常連のタバコを覚えてみたり、横暴な客のあしらいをやってみたり。しかし、具体的になにかスキルがつくわけじゃなく……。どうしようかなぁ。