高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

護くんに女神の祝福を!(2)

 護くんに女神の祝福を!(2)
 著/岩田洋季 イラスト/佐藤利幸
 発行/メディアワークス 電撃文庫
 (ISBN:4840225443)(高森太郎書店では注目の新刊コーナーに。)

 やっぱり今月発売の電撃文庫の中で、一番最初はこれを読みました。

 容姿端麗、奇跡を引き起こす、『ビストリアス』の制御の天才で、魔女、と呼ばれている学園一のお姫様、鷹栖絢子と、お似合いなのかそうじゃないのか良く分からない西村護が、告白しあって付き合い始めてからちょっと立ったころ、まだまだちょっとギクシャクしている二人をおいておいて、学園は文化祭へ向かっていた。去年は参加しない!と言い張っていた絢子も(護といっしょなら)参加する、と言い出し、無事に行くかと尾思ったのだけれえど……部員数ぎりぎりで運営していた演劇部が、文化祭を前にして、部長が出てこなくて、廃部寸前になっていた。そこで、生徒会である二人が…え? 眠れる森の美女、で護が主人公で絢子がヒロイン〜!ってあれ、キスシーンあったような。

 もぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜らぶらぶ。ラブラブですわね、絢子さん。いいわぁ〜〜〜。
 もう二人ったら、心からひとつになっちゃっちゃうんですもの。こっちが赤面ですわ。
 って、誰だよ俺。(すぐ上の段落には、大げさ、紛らわしい表現が含まれています(笑))
 なんか、すげー空っぽにして読めるエンターテイメントラブコメ。今回は特にハードなアクションがあるわけじゃないけれど、二人の中がよくなってるんだなぁ。お互いになんか、もう。てなんかつないじゃってきゃ〜〜〜〜〜。(けしからんことに小さく指なんか指している)純ですよ。純。気負わなくても読める小説。こういう本って、結構貴重かも。面白かった。
 さて、しかしそこは岩田洋季。たぶん、なにかするでしょう。ここから先どうでるでしょうか。もしくはなにもしなくって、ずーっとこんな感じかな? それでも私ゃ好きです。どっちにしろ、楽しみになってきた。
 イラストは、なんかすげーきゃいきゃい。つやがあってつるん、としている感じの絵がすごく良い。
 評価は10中7。続き待ってます。凄く待ってます。
 それから、もしこれから読もうとしている方がここを見ているならば、警告をひとつ。読むときは場所に気をつけましょう。学校とか会社とかで読むとき、電車やバスなどで読むときは、周りに注意。ページめくってくとドキッとするイラストが。経験者は語る