高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

山下卓『BLOODLINK (4) 天使の幻影』

BLOODLINK (4) 天使の幻影』

著/山下卓 イラスト/HACCAN

発行/エンターブレイン ファミ通文庫

 東京湾アクアライン、海ほたるを超えて対岸へ。 和志は、カンナ、弥生とともに、久々に遠出をしていた。それは、世をすてて、あの倉庫に着てからはじめてのこと。 久しぶりの外出に、はしゃぐカンナ。そしてはじめは気が乗らなかった一志も楽しむが、しかし夜、和志は海岸に呼び出される。そこには、蜻蛉が……。

 『BLOODLINK』1年半ぶり……になるんだ…… というやっと出た新刊。ファミ通文庫9月新刊。

 読み始めて、あ〜すっかり忘れていると前巻を引っ張り出してきて読む。完全に続いています。この間の後から本のわずかな時間しかたっていないと言う感じであります。

 そして今回は、物語のキーとなる部分、過去、人間関係と、そして新たなる一歩へ踏み出すための物語であります。和志の前に、あまり姿を現したことの無い人々があらわれ、そして和志はひとつのもたらされた光明に向かって進んでいく決意をします。

 そして、やはり、キャラクターというか……カンナちゃんが魅力的でありまして。というか出てくる女性がみな結構魅力的で、そして、それに振り回されている感のある主人公を筆頭にしたやろうともと(ぉ
 決して明るい話じゃないんです。ですがなんとなく希望があると言うか、二人名代上部と言うか、そういう全体に流れる、根底的な雰囲気がいい。

 以下ネタバレ含む。

 というわけですが、今回はあまりストーリーが動いていません。しかし、あとがきなどを読んで思ったのですが、多分次にはつなげる話でした。
 そして! ラストのほうの男二人の会話がなんともあつい。やっぱりおっさんきゃら(と言うには少々若いけれど(汗))好きとしてはあのシーンがなんとも味わい深くてよかった。

評価は10中8。今回で役者がそろった感じであります。絶対に続きだしてください!

WindowsXP Service Pack2のCD付き冊子の行方。

 WindowsXP Service Pack2のCD-ROMというか冊子を家電店でいただいてきた後、月刊ASCIIを買ったら付いてきて結局二枚になっちゃった、という世にも情け無い話があったが、それが思わぬところで役に立つことに。

 今朝、来たところ、先日クリーンインストールしたクラスメートが、WindowsUpdateをやったら50個来た、とか行っているのを聞き、どうせこのCD-ROMからインストールするやつは、必要なコンポーネントを全部アップデートしているのだろうし、これを使えば解決するだろうということで貸し出した。

 その後、たった今先生が現れて、「もう使わないなら、ちょっと貸してくれないか」と、いうわけで、どうせ自分は二枚だし(汗 もう一枚のほうを使えばよいので、先生に差し上げた。たぶんあのCD-ROMは校内を巡って、たくさんのパソコンService Packを当てることになるだろう。ぶっちゃけ、校内LANは10base-Tを、ネットワークの専門家の先生がうまくセグメントを分けたりと管理しているためにまともに動いているような状態らしく、こんな状態でみんながWindows Updateをしたらあっという間にパンクだからなぁ。それと同じ理由でネットワークインストールというのもあまり現実的じゃないだろうし。

 といわけで、自分がもらってきて、その後雑誌についてきて二枚になってしまったCD-ROMくん、は、盛大に働いて、自分一人で使うより、何倍も役に立つことができるわけでした。あ〜よかったよかった。
 けっこう人柱任務もうまく行ったようだし。