高森太郎の日記。

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封仙娘娘追宝録(7) 闇をあざむく龍の影

 封仙娘娘追宝録(7) 闇をあざむく龍の影
 著/ろくごまるに イラスト/ひさいちよしき
 発行/富士見書房 富士見ファンタジア文庫
 (ISBN:482912833X)(高森太郎書店では『最近読んだ本』のコーナーに。)

 昔より、赤子を贄として要求し、人々の望みをかなえる人ならざる者がいた。その者は、各地でいた――。
 あるとき、ひとつの村。その村には、たくさんの宝貝があった。そして、人々は、そこで出た妖怪などから大地を守る。しかし、なぜそのようなことになったのか――。
 そして、和穂、殷雷の二人は、回収した恵潤と、塁摩とともに、食事を取って胃た。。二人を呼び出したのは、宝貝を集める組織のことを聞くためと、あとはおまけであったが、なんとなく平和になべをつつく。そんな団欒の場に、一人男が、殷雷に殴りかかる。そして、そこに顔中に縞が走った男が入ってきて!? そして、出来事は動く――

 シリーズ7巻、冊数にして8冊目、読了。 仙の術を封じられているが、素直で、芯が強い少女、和穂と、彼女の守り役、殷雷の二人の宝貝を集める旅の物語。

 今回は、一番初めに和穂、殷雷一行が出ますが、そこから時間が飛び、場面が飛んでいきます。読んでいると、良く事情が飲み込めずに、ちょっとわけが分からないですが、読んでいくうちに……。 さいごにすべてがつながったときには……すごい。すべてがぴしり、とつながっている。

 読むと、今までの巻のような感じとはちょっと違う感じがしますが、とりあえず、読んでみてください。

 評価は10中7.5。そして、最終へ……。