高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

2007年野望 書庫を造る

 まぁ、一応まだ一月だってことで、微妙に時期を外し始めている気がするが、一年の計を考えてみる。

 ことしやらなければならないこととしては、おそらく現実的にみていくつかあるが……リアルな方向は別の項にとして、今年の目標はずばり

 書庫を造る

 である。

 書庫というのは、抽象的なものではない。*1ずばり、書を保存する倉庫を造りたいのである。

 なぜこんなことを考えたかというと理由は簡単。ずばり本を置くところがないのである。もっというと、自分が眠る場所にも本が進入してきており……いや、それでもいいっちゃあいいのである。 特に主な持ち物といったら本とコンピュータしかない自分であるし(あはは しかし、それでもぶっちゃけ、最近とみに感じるのが「ものが見つからない」という現象である。

 前は多少ちらかっていても、だいたいあれはあそこらへんにあるということがわかっていて、必要になったらけんさくすれば大抵はみつかった。また、整理するといったって、あるていどざっくりやるだけでできたのである。しかし……、近年はだんだん、ものが見つからなくなってきているのだ。

 さらに、見つからないという状態をどうにかしようと片付けを開始するのだが……しかしちょっとやそっとでは片付かないのである。そこで気づいたのだ。そう、ものが多すぎるという驚愕の事実*2に。じゃあ、いらないものを捨てるか、ということになるのだが、そこでさらに残酷な現実が目の前に立ちふさがるのである。
 先ほども書いたが、自分がもっている主なものといえば本とコンピュータぐらいしかないのである。 それで、この有様である。 いや、だからこそというべきかもしれない。つまり我が部屋を占領しているもののほぼすべてが本であり捨てられないという現実が……。

 いや、どうしても自分は本が捨てられないのである。これはある意味習性だと思っててんぺんちい*3でも起きなければ変えるのは無理だと居直って 開き直って あきらめている。

 つまり整理すると

  • 本が多すぎて部屋が片付かないため、とりあえず本を隔離する場所がほしくなった

 というこの一点に集約されるわけだが……。まぁさらにいうと、自室の下にある部屋のふすまの動きが悪くなって着ていると言うことが無性に気になるというお年頃であるからして、木造二階建ての二階の住人としてはやっぱり一階のこともきになるというか、本って意外に重いんだよね、ということを長年Hobby Japanを詰め込まれたあげくゆがんだ安い「マルチ整理棚」をみるにつけ日々。
 つーか、コミケとかそういうイベントにほとんど縁がない田舎ものとしてはこれくらい利点があってもいんじゃね? という点を思いっきり(しかし小心者なのでちょっとだけ)活用させていただいても罰はあたんねーんじゃねーかな、いかがですかな神様。といった具合なのである。

 というわけで、計画はいくつかのプランを考えている。

考えとしては

  • 概要
  • 費用対効果(理想との近さ)
  • 恒常対策に変えるための費用

というところで整理してみる。

プレハブハウスを利用する

  • 概要
  • 費用対効果
    • 費用的にはおそらく一番安くできるはず……ただ、既製品なので型はある程度決まってしまう。 それでも別に極端に変ということはないので、別にこれでもいいか、と言う感じである。ので、それほど費用対効果は悪くは無い……と思っていたが…… 調べてみるとやっぱり総額で100万円ほどかかってしまうらしい。ぐはぁ。 とりあえずある程度の工事は自分らであやってしまおうってな計画で考えてもそれぐらいはやっぱり……。
    • また、構造的にはやっぱり不安はある。断熱の問題とかいろいろ。
  • 恒常対策に変えるための費用
    • 将来的に撤去が可能。うまくやれば移設も可能かもしれない。

 一番現実的に安く上げる方法かと考えていたがそれでも100万かかるか……orz。

地元の大工さんや鉄工所などを利用する

  • 概要
    • とりあえず自分ひとりで考えていたときは計画の選択肢にも入っていなかったのだが、 父親に相談したら「100万払うなら、○○建設(地元の木造建築を中心に手がける工務店)に頼んだって同じぐらいで作るぞ」といったことによりちょっと考慮の対象に入る。
    • 骨組みは鉄骨を使い、それを囲うように地元の工務店さんにお願いして張ってもらうというようなことをすればいいんじゃないのか? と言うような話だった。
  • 費用対効果
    • 現実にいくらかかるかは未知数。ただ、選択肢的にはプレハブなどよりはかなりいい。なにしろ、地元の気候を知り尽くしている工務店さんに頼めるのだし、形なども自由にできるので。
    • また、柱等は鉄骨(C型鋼とか)だとしても、壁などが木ならば、釘などをうったり、自分でちょっとした棚を作るといったことが簡単にできる。プレハブハウスだとこれができないだろう。また、ある程度信頼している工務店さんに依頼すれば、構造的な心配は払拭できる。
  • 恒常対策に変えるための費用
    • これも恒常対策とはなりえないので、ある程度までいったら取り壊す必要がある可能性は高い。よってそういう面からいうとプレハブハウス案には劣る。
    • ただ、プロの工務店さんに依頼すれば違う案が出るかもしれないので……。相談しだいか。

作業建屋(長屋)を建築し、その一室をもらう

  • 概要
    • 自分の家は基本的に農家なので(自分は外に働きにでているので……それにこの程度の規模だと食ってはいけないぐらい……下手すると赤字)こういった作業小屋は必要といえば必要で、結局いつかは立てなければならないものなのだが、これを建築して、そのときに便乗して一室をいただく、といった案である。
    • これができれば文句は無い、けど金がねー。といった案。
  • 費用対効果
    • これができれば何の問題もない。上記の二つの案をやったあとでも、この建物はいつかはきっと立てなければならないので、必要。……非常に長い目で見れば総合的に一番費用を圧縮できる。しかしこれはとてもじゃないが自給換算すると……あれ? 某法律にぎりっぎりだよ? これでアパート借りて独立したら多分飢え死にするよ? みたいな労働条件の自分ではとてもじゃないけど無理なのでなんらかの支援をいただかないとなのだが……諸条件で難しいかなぁ……と思っている。 というかこれが無理そうなので先の案を検討したのだが。
  • 恒常対策に変えるための費用
    • これが恒常対策なので変える必要は無い。


 案としてはいまのところ以上。

 ……いや、結構いろいろつらいものがあるが……しかしこれでスペースを拡張できれば……本を置くだけの部屋をつくれば、部屋中本を詰め込んだって問題ないわけである。部屋のど真ん中に本棚を置いたって誰も文句はいわないはずだ。別に寝る場所が確保されていればよいのである。


 …………いやさ、いろいろ考えてはいるのである。ただ、どうも結論としてはこうとしかでようがないというか……。 とりあえず、フリーのCADでもダウンロードして、もうちょっとつめて考えてみることにする。その後、詳細な検討にはいりつつ……。できるだけ早い次期に。この部屋に大量にある本棚に入りきらない本をどうにかしないと……。

 というわけでつづく。

*1:たとえば、本の感想を書き留めたものをあつめた「書庫」というようなWebページというものではない……というか、書庫を造るために情報収集しようとおもってネットを検索してもこの類の「書庫」ばかりヒットしてなかなか本命にはたどり着けないのである

*2:驚愕でもなんでもねえよ。つーか気づくの遅せえし、といった類のつっこみは受け付けておりませんのでみなさまよろしくお願いいたします。(ぉ

*3:天変地異ってひらがなで書くとなんかかわいいよね(ぉ