封仙娘娘追宝録 奮闘編(3) 名誉を超えた闘い
封仙娘娘追宝録 奮闘編(3) 名誉を超えた闘い
著/ろくごまるに イラスト/ひさいちよしき
発行/富士見書房 富士見ファンタジア文庫
(ISBN:4829129778)(高森太郎書店では支店:ファンタジー内、『特集:封仙娘娘追宝録!』に。)
著/ろくごまるに イラスト/ひさいちよしき
発行/富士見書房 富士見ファンタジア文庫
(ISBN:4829129778)(高森太郎書店では支店:ファンタジー内、『特集:封仙娘娘追宝録!』に。)
宝貝を返してください! といったところ、そんなお酒はないな〜と言った宿屋の主人。どうやら主人が持っているわけじゃないようで、だけれど間違いなくこの宿から反応があった。 そして、和穂と、殷雷の二人は、その宿に一人泊まっている客の元へ。そして、やたらと腕が立つ宿屋の主人の助けもあり、なんとかその男を捕まえるが――しかし、その捕まえたはずの男の部屋から、また男が出てきて!? (その男の名は)他5編収録。
仙の術を封じられているが、素直で、芯が強い少女、和穂と、彼女の守り役、殷雷の二人の宝貝を集める旅の物語。番外編みたいになってますが、やってることは同じ、な奮闘編。三巻です。
今回は……「欠陥」がある宝貝なんだから、回収するときにも当然、その欠陥に巻き込まれることもある、で、見事にその欠陥で巻き込まれる二人。と。どかん、と二人が現れて、どたばたどたばた。そういうパターンができていて、それに沿っているんだけど、それぞれ趣向があっていいかんじ。ぴりり、と風味のあるネタが。
評価は10中7.5。さて、次は既刊最後です!