高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

「部屋を片づける。というか改造する。」というゴールデンウイークのテーマを設定してみる

 最近、自宅での活動レベルが大幅に低下している。一番顕著なのはコンピュータ関連で、帰宅してからコンピュータを起動しないことが多くなってきた。ウィルコムに入ってから環境を整えた京ぽん2でだいたいの用事が済んでしまうとか、会社である程度自由に使えるWindows端末を確保したとか(それまではUnix……AIXがメインでした)そういったことがいろいろと重なって、すっかり活動レベルが下がっていた。

 と、考えてみると、さらにそのほかでもいろいろと活動レベルが下がっていることに思いつく。たとえば、テレビをほとんど見ないし、音楽もほとんど聴かなくなっていることに気づく……つーか、林原めぐみさんの新アルバムを買ってきたのでありますが、ふと気がつくとその前のシングル、シュリンクラップすら破られず買ってきたまま、置いてあったりとかして若干危機感を覚えたりとか。 本と違ってCDなどは積むほど買ってないので、なんつーか、これはさすがにやべーなぁと。

 そう考えて、ふと部屋を見回すと、最近の活動レベル低下の原因というか、手頃な犯人(ぉ に思いつく。それは、腐海と化した部屋である!

 といっても部屋の様子を写真で取って掲載するなどという気骨のある漢ではないしがないチキン野郎としては、精一杯の表現をしてみるわけだが。

 まず、部屋に入ってみよう。瓦葺き典型的日本住宅の我が家においてスペースの関係で唯一のドアを、押し開けようとするが、なぜか途中で引っかかりあかない。ガンガンとドアを何度も押し当てて、ようやく部屋の中をみてみる。
 床はドアの旋回スペース以外見えない。その旋回スペースの奥には、本来は押し入れに入っているはずのキャスター付きの背の低い本棚があり、それがドアを前回にすることを妨げている。 そして、中で腰を落ち着けるスペースは、布団の上だけという事実に気がつくはずだ。
 そして、部屋の真ん中に入るため、少し勢いをつけて布団が敷かれているスペースに大きく足を広げて到達しなければならない。それには、布団の周りに築き上げられた本の壁を乗り越える必要がある。それらは寝るスペースを確保するために、臨時に入れられたまま重ね置かれている文庫本収納ケースが低いところで二段に積み重なっており、その上にさらに最近よんだまま置いた本が重ねられ不安定さを醸し出している。 故に、距離だけではなく少し勢いをつけて超えなければならない。そして、当然ながら、崩れた本は、布団の眠るスペースを徐々に浸食している。そのため、十分に寝返りをうつスペースが無く、起きる時に体が痛いことすらあるのである。

 そして、改めて部屋の真ん中からあたりをみると、部屋のあちこちに積み上げられた文庫本やら、コミック本(A5版)のケースが、おそらくそこまで積み上げられる事を想定していない高さでいくつも積み上げられ、本の山脈を形作っている。下の方の箱は、もはや箱が強度を持っておらず、半ば、中の本が支えているような状態になっている。
 また、壁の周りには、本棚はもちろん、全く同じ本の詰まった箱が大量に載ったスチール棚やらワイヤーシェルフがそびえ立っており、その下にも、そして周りにも、有象無象の本が散乱して層をなしている。

あるだけの壁に置かれた本棚はすでに隙間という隙間に本が押し込まれておりぎゅうぎゅう……なはずなのだが、いくつか行方不明になったまま……もはや無事戻るかも定かではない本を待ち続けるスペースがところどころあいているのが見える。 また、よく見ると作家別や一部シリーズ別として並んでいるはずの本棚は、かなり乱れており、毎月新刊が出たときに一応入れ替えを行っていたのは今は昔、もはや本棚に新しい本が入ることはなくなって久しい。

 パソコンの周りももはや本が多く、布団のある場所からさらに一つ本の壁を飛び越えなければ到達ができない。さらに机の上はかろうじて整理されているものの、読む本待機棚はもはや積ん読が多すぎて要を果たしておらず、机の上も本だらけでキーボードと、マウスを置く場所がかろうじて確保されているだけだ。

 そして、先日一冊の本を買った。池田暁子『片づけられない女のための、こんどこそ! 片づける技術』(ISBN:9784163690209)という本である。 中身はマンガであり、あんまり中身はあるようでなく、単純に自分の経験を一般化もせずだらだらと並べただけで、載っている「技術」とやらも微妙におおざっぱであんまり役に立ちそうにないのだが、その中に出てくる「あなたの部屋は大丈夫? 汚部屋度チェックシート」というものがあり、以下に引用すると

  • フトンが水平に敷けない。
  • CDの中身委が違ってたり、入ってなかったりすることがよくある。
  • 家の中でまっすぐ3歩以上歩けない。
  • 5年以上、家に人を呼んでない
  • さっきまで手に持っていたものが見つからない
  • 全巻揃えていたはずのマンガが何冊も見あたらない。
  • 目が覚めた瞬間、あまりの汚さに正直ウンザリする。
  • 窓があけられない。
  • お正月がつらい。

 というものがあり、このうち「まだ立ててから5年立っていない」という理由で「五年以上、家に人を呼んでいない」というものだけが当てはまらないだけで、後はすべて当てはまってしまったのである。

 これだけ散らかっていると、思考的に何となく動くのがおっくうになってきて、いろいろできていないというか、あきらめている部分があることに気がついた。(いまさらですが)

 お前前も似たようなこと言ってなかったかなどとつっこまれると非常に痛いものがあるのだが、というわけで、まず部屋を片づけて、いろいろできるようにする、というのを、ゴールデンウイークのテーマに据えてみることにする。

 書庫を造るといって、いろいろやってはいるんでありますが、仕事の方が忙しくなってきて、さらに農家である我が家は、春の到来とともにだんだん忙しくなってきて予想通り全然進展が無くなってしまい、おまけに6,7,8月はほとんど動けないのは決まっているので……とりあえず、暫定的に方法を考えることにする。

 ゴールデンウイークは明後日から。といっても、農繁期なので半ば「お手伝い休み」的な部分もあるわけだが……とりあえずゴールデンウイークのテーマを決めてみた。

 などとだらだら書いてみる。 まぁ、ガンダム占い(初代)で「用意周到だが計画倒れする」フルアーマーガンダムとしては、まぁいろいろアレなんでありますが……。まぁともかく。