神野オキナ『あそびにいくヨ!(5) 仔猫たちのがくえんさい』
騎央は、自分の失敗からひどくおちこみ、そしてエリスたちに励まされてなんとか立ち直り、一回り成長する。 そんなある日にやってき学園祭。 キャーティア大使館(注:騎央の家)員でもある彼らはやっぱり高校生でもあるわけで、もちろん参加し、アシストロイドをつかって映画を取ったり、なんだかんだとわいわいがやがや。
しかし、その学園祭にねこみみ宇宙人であるキャーティアのエリスが参加すると聞きつけた各国は、自らの国の諜報員を動員し、それによって文化祭はとんでもないことに――
しかし、その学園祭にねこみみ宇宙人であるキャーティアのエリスが参加すると聞きつけた各国は、自らの国の諜報員を動員し、それによって文化祭はとんでもないことに――
ねこみみ宇宙人とのファーストコンタクトなあそびにいくヨ!の五冊目。11月MF文庫J新刊。
今回は、規模がでっかい青春の失敗と、そして学園祭〜! 大規模な学園祭なんですが、その学園祭になんといろいろな国の大変な人たちが。 前回は宇宙へ行ったりしましたが、今回はなんかスケールが小さいのに、その理不尽な部分が全部ちゃんと話につながっている(いきなり東京からはじまるが、その……
そこらへんなど)がなんともいい感じ。そして! なんていうか、ちょっとサービスシーンと言うか、「ゆさり」、いや、ここら辺の描写がなんともこう……神野オキナ氏ならでは?
以下ネタバレ含む。
それから、やっぱりあれかな、騎央がなんかちょっぴり成長している感じ。
そして! イラストは放電映像氏であります! もはや何も言うことは無いくらいファンでありまして。つまり最近神野オキナ氏の本を楽しみに待っている自分はこの本は非常にうれしいと。
というかなんというか肌の質感ていうのかな、そういうのがいいんだろうなぁとあるイラストをみつつ。
評価は10中8。続き待ってます! 未読な人はおすすめです是非。気楽〜に肩の力が抜けます。
てか……「ネコ耳♥」というのは一部で中毒症状をおこしたりしたあれですか?あれなんですか!!!?(ぉぃ