高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

榊一郎『スクラップド・プリンセス4 半熟騎士の行進曲』

半熟騎士の行進曲―スクラップド・プリンセス〈4〉 (富士見ファンタジア文庫)

スクラップド・プリンセス4 半熟騎士の行進曲』

著/榊一郎 イラスト/安曇雪伸

発行/富士見書房 富士見ファンタジア文庫

 大きな街道をいけない、パシフィカ、シャノン、ラクウェルたちは、当然のごとく、良く盗賊に襲われる。というわけで、その日もいつもの用意襲われて、しょうがないのでめんどくさいな、と言いながら盗賊退治にのりだすのだが……そのとき轟く叫び声「婦女子を脅すなど言語道断!」白馬にまたがり、全時代的な今ではだれも使わない大剣を大きく振るった彼は……あっという間に遠ざかり、岩に激突。気絶……。
 さっさと盗賊を撃退し、そしてその騎士の少年を介抱するパシフィカに、彼は一目ぼれする。そしてボディーガードと称して一緒に行動する行動することになったのだが……彼はパシフィカが、廃棄王女であることは知らない……

 榊一郎スクラップド・プリンセス』四巻目。読了。


 今回は半熟騎士レオの登場であります。彼は、パシフィカに出会って、必然として(?)一目ぼれするわけでありますが、やっぱりおもちゃにされつつ、そしてしばし彼とともに旅をします。そして、彼は、憧れの騎士に会いに行くんですが……。
 また、物語の間に織り込まれ、クリスの動きも……。少しずつ秘密が明らかになっていきます。

 以下ネタバレ含む。

 自分はアニメの軟弱野郎のイメージがさきにあったのですが、しかしそんなことはない、ちゃんと騎士をしているじゃないか少年! というところでありまして。なんかまっすぐな野郎であります。
 また、あの暴走ばあちゃん(ぉぃ も好きかも。ある意味最強キャラクターと言うか。

評価は10中7.5.さらに次巻へ!