高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

冲方丁『カオスレギオン』

カオス レギオン 聖戦魔軍篇(富士見ファンタジア文庫)

カオスレギオン

著/冲方丁 イラスト/結賀さとる

発行/富士見書房 富士見ファンタジア文庫

 天界と地界を分ける混沌の大地、あるカー名大陸。そこで、黒印騎士ジークは、かつて、共に理想を見た親友の男を追いっていた。かつては友、しかし、今は倒すべき相手……。

 冲方丁の作品。ファンタジー作品であります。 え〜うえの自分なりに紹介が短いのは、自分の筆力じゃ無理だからです(汗

 話に聞くにこれは同名のゲームとリンクしている物語だそうでありますが、自分は損な予備知識無しに読みましたが……むっちゃくちゃ濃い。とにかくものすごく密度が高くて、すごい速度で物語が進んでいきます。一人の青年の友情と死と使命と理想と……。

 過去と現在が織り交ざって、次第に明らかになっていく真実……がすごく分厚くて、最後の最後まで戦いどうし、どんどん傷ついてぼろぼろになっていくけれど、それによって力や信頼を手に入れていく。そして、それによって友を……。

評価は10中7.5。 そして、その後『カオス レギオン 0』から始まるシリーズがあるんですが……どうちがうんだろう? 自分は0が出ていることを知らず、01から買ってしまったのでしばらくおあずけなんですけど……。