封仙娘娘追宝録 奮闘編(4) 夢の涯
封仙娘娘追宝録 奮闘編(4) 夢の涯
著/ろくごまるに イラスト/ひさいちよしき
発行/富士見書房 富士見ファンタジア文庫
(ISBN:4829114363)(高森太郎書店では支店:ファンタジー内、『特集:封仙娘娘追宝録!』に。)
著/ろくごまるに イラスト/ひさいちよしき
発行/富士見書房 富士見ファンタジア文庫
(ISBN:4829114363)(高森太郎書店では支店:ファンタジー内、『特集:封仙娘娘追宝録!』に。)
封仙娘娘追宝録シリーズ、既刊最後です。奮闘編四巻、冊数にして、12冊目。読了。
おはようと起きて、ぼーっとして、その後、一緒にいこ、と迎えに来た幼馴染と学校へ向かう。そして、帰りには小間物やさんでお買い物をして、そして、そして……。 幸せで、普通の日常。恋をして、結婚し、子をうみ、家庭をもって、孫に、家族に見守られながら……。 和穂は、夢を見ていた。夢の中に来た殷雷の姿も分からないまま、その夢で、別の和穂として過ごす。 その、夢の涯(はて)には……。 (夢の涯) 他4篇収録。
仙の術を封じられているが、素直で、芯が強い少女、和穂と、彼女の守り役、殷雷の二人の宝貝を集める旅の物語。番外編みたいになってますが、やってることは同じ奮闘編。ドラゴンマガジンに連載されたものを中心とした短編集です。四巻目。 そして、ろくごまるに氏の本、現在のところ、最新刊です。
なんか、すげーよかった。表題作、「夢の涯」は、とにかく、ぐっときた。 やっぱり、和穂は、すごく芯が強くて、素直で、そして、やさしい、いい娘です。
また、そのほかに……とんでもない探偵野郎の宝貝がでてきます。つーかそんなとんちでいいのかよ!という。すげー笑いました。笑えますよ。さいごの捨て台詞といい(笑)
評価は10中8。ぐっと来て、笑って。すげーよかった……。よかったです。続きを!