封仙娘娘追宝録(5) 黒い炎の挑戦者
封仙娘娘追宝録(5) 黒い炎の挑戦者
著/ろくごまるに イラスト/ひさいちよしき
発行/富士見書房 富士見ファンタジア文庫
(ISBN:4829127473)(高森太郎書店では『最近読んだ本』のコーナーに。)
著/ろくごまるに イラスト/ひさいちよしき
発行/富士見書房 富士見ファンタジア文庫
(ISBN:4829127473)(高森太郎書店では『最近読んだ本』のコーナーに。)
第5巻、シリーズ五冊目読了。
和穂、殷雷は、旅の途中、宝貝使いに命を狙われている老婆、栄秋に出会う。 そして、ほぼ成り行きで彼女を助け、そして、彼女が持っている2体の宝貝を渡してほしい、と話すが……彼女はいやな、守銭奴ばばあであるが、しかし、彼女が持っているふたつの宝貝のひとつ、綜現台にとっては、彼女を守ることが、道具として本望である。しかし、彼は、記憶を失い、自分がどのような宝貝分からず、宝貝の本来の姿になることすら叶わない。そんな彼に、もう一人の宝貝、流麗絡も栄秋を守るまで、回収されない、と固持する。そこで、和穂たち二人は綜現と、流麗の二人とともに栄秋を守ることにするが、しかし、相手の側にも3体の宝貝が……
仙の術を封じられているが、素直で、芯が強い少女、和穂と、彼女の守り役、殷雷の二人の宝貝を集める旅の物語。五巻。
今回は……なんかあんまりうまく役に立てないけど、だけどひたむきな少年の宝貝、綜現と、主を嫌いながらも、なぜかともにいる、女性の流麗が登場……というか、流麗のなんか毒舌っぷりがもう。確かにこりゃあ封印されるわって言う(笑) だけど、素直なところと言うか、ひとつのところにはしっかりと。っていう。
以下ネタバレ含む
二人の未来に暖かい日があらんことを願う。
イラストは、ひさいちよしき氏。ぶっちゃけ、今までの巻はあんまりあっているとは思えなかったんですが……この巻から、なんかすごく良くなっていて、合ってきている感じです。バランスが、自然になってきているのかな。
評価は10中7.5です。