高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

百合姉妹Vol2

百合姉妹Vol2
発行/マガジン・マガジン SUN-MAGAZINE MOOK
(ISBN:4896445368)

 地方の本屋で奇跡的に手に入れた百合姉妹Vol2。正直買うのがはずかしかったです。ある意味エロ本を買うより恥ずかしい。が、まぁ、これを見て内容が分かるやつはそいつもまぁ同類だろうし。
 執筆陣は、森永みるく速瀬羽柴蔵王大志林家志弦、今野キタ、明治カナ子大塚ぽてと、など。カラーコミックに、ナヲコ山田可南など。そして、カラーピンナップにむっちりむうにいなど。
 というか、自分は、林家志弦氏、ナヲコ氏、むっちりむうにい氏いがい知らん名前ばかりだ。が、なかなか中身はこゆい感じで、よかった。百合的な少女向けの少女漫画を集めたかんじ、それほど、それこそボーイズラブほど濃くはない。同人の感じののりを、プロがしっかり作るとこうなるのかなぁ、と言う感じだ。みけけのへんちくりんさ、便乗商売的な感じ(失礼!)から受ける印象は、まぁあれだけれど、中身はおもしろい。ひとつのお題があって、その元に作家が詰まって書いたって感じだ。
 ここを足がかりにして、しらない作家氏の本をあさってみようかなぁ、などと考える。
 特に良かったのは、森奈津子氏のコラム、「酒とユリの日々」は深い、深いよ。とりあえず森奈津子氏の本を探してみようと思う。さらに森永みるく氏、林家志弦氏の漫画は中でも面白かった。
 森永氏はほーんと、なんかこっちが「うは〜〜〜〜」とかいって転げまわって読んでましたよ、本当。
 林家志弦氏のは、自分はおねがいティーチャーのコミック版“おれってロリコンなのかな”のやつしか知らなかったんだけれど、結構暴走のギャグ系なんだ。他の本が無性に読みたい。あの絵であの動き(笑)
 まぁ、なんだかんだ言いつつ、けっきょくはたのしけりゃーいんです。ええ。いいんですよ。いいんです。
 しかし、この表紙では……本棚の一番前においておくには少々危険なので(我が家では誰か来ると自分の部屋を通らないと客間にいけないのです。だからさすがにこれは……汗)稼動棚の後ろの場所に、そっと置いておくことにします。